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​鍼灸とは

 鍼(はり)と灸(きゅう)は日本の伝統的な医術の一つです。体に針を刺したり、もぐさ という加工したヨモギで体を温め、心と体を整えます。鍼灸はみなさんのイメージするような肩こり腰痛などの痛みに対する治療の他にも副交感神経に働く作用がありリラックス効果が高いのが特徴です。

 鍼灸の考えの一つに「治未病」という言葉があります。これは病気になる前に治しましょうという意味です。そのため鍼灸は病気になった方への治療だけではなく、日々のストレスを解消したい方、なんとなく不調を感じる方に受けて頂けます。

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​はりとお灸について

 鍼は髪の毛ほどの太さのものを使用します。鍼の長さは4cmありますが実際に刺すのは1~5mmほどです。そのため嫌なひびきほとんどありません。また、鍼は医療用品ですので滅菌された状態で個包装になっています。もちろん、使い捨てですのでご安心ください。

 お灸はもぐさというヨモギを加工して作られたものを使用します。使用方法は様々で肌に直接据える方法や肌との間に生姜などの生薬を挟んで行う方法、その他道具を使用する方法などバリエーションが豊富な点が特徴です。そのため刺激にも様々あり、柔らかく温かいものからチクッとするものまであります。

​資格について

 現在、鍼灸師は国家資格であり法律により管理されています。国の認めた教育機関で学び国家試験を経て、はり師、きゅう師の国家資格を有する者が鍼灸施術をすることができます。体に針を刺す、体表に熱を加えるといった危険な行為のため、東洋医学の理論だけでなく科学的な現代医学を学ぶことにより安全な医療として提供しています。

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